お願いだから石を投げないでください

ポケモンをしていないようでしていない。

たのしいぺちこキッチン【シフォンケーキ編】

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皆さんこんにちは。滋賀大ポケスク4回のぺちこです。(老害

夏がいつの間にか過ぎ去ってしまい、夕方5時でも明るかった空が真っ暗になってるのを見ると若干鬱ですね。

そんなことは置いといて、今回は久しぶりのお料理ブログです。

まあ食欲の秋とも言いますし(適当)、せっかくなら手作りでおいしいスイーツを作るのも楽しいと思います。今回のブログは、色々シフォンケーキの作り方を調べて個人的にメモしたいなあと思って書いているブログなのでレシピ等参考にするなら参考にさせていただいたレシピのURLを見て頂けたらと思います。

 

本当はプレーンのシフォンケーキも作ったのですが、調理過程を写真に撮っているのが紅茶だけだったので今回は紅茶のシフォンケーキの作り方をまとめていきたいと思います。

 

 

分量(シフォンケーキ型15㎝,17cm)

卵 3個

サラダ油 25g(大さじ2)

砂糖 70g

牛乳 50ml

薄力粉 70g

紅茶のティーパック 2個

塩 ひとつまみ(メレンゲを泡立てるために使います)

バニラエッセンス(なくてもOK) 2滴

 

お菓子作りをあまりされたことが無い方は「あれ?バターじゃなくていいの?」って思われるかもしれませんね。

確かにバターでも作れるには作れるのですが、サラダ油などの液体油脂は常温でも液体状態ですがバターは温度が低くなると生地に入れたときに固まってしまって、シフォンケーキを作るうえで重要になってくるメレンゲ(後で説明します)をつぶしてしまうので初めて作る人はサラダ油などの液状油脂を使うことをお勧めします。結構日常的に使うしね。

 

ではここから本格的に作り方をまとめていきます。

 

 

1.卵黄と卵白を分ける

タイトルの通りなのですが、ここで先ほど挙げた「メレンゲ」について説明したいと思います。

メレンゲとは、簡単に言えば卵の卵白(透明なアレ)に砂糖を入れて泡立てたものです。

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こんなかんじ

シフォンケーキはこのメレンゲを入れることで膨らむことができるようになっており、ふわふわな食感もメレンゲあってのものです。

このメレンゲを作る為に卵黄と卵白に分けるのですが、メレンゲ作りで失敗がないようにここで事前に卵白用のボウルに汚れや水分がないか確認します。

水分や汚れがあったら洗うなり拭くなりしてください。(洗った後もしっかり拭いて水分がボウルに残らないように!)

卵黄と卵白を分けるときにも、卵白のボウルに卵黄が混ざらないように気を付けてください。心配な人はいったん普通に卵を割った後におたまやスプーンで卵黄だけを取り除くのがお勧めです。

卵白は泡立てをよくするために、分けたら冷凍庫に入れておきます。

 

 

 

2.卵黄生地を作る。

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卵黄3つが入ったボウルに砂糖を目分量3分の1くらい入れ(入れすぎなければ本当に目分量でOK)、泡だて器でボウルの底をこするように擦り混ぜます。

 

大体砂糖が混ざって白っぽくなったら、サラダ油を加えてサッと混ぜる。

油と卵が混ざってトローっとした感じになれば大丈夫です。

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大体トロっとしたら牛乳を加えて混ぜます。(軽く混ぜたらOK)

このとき紅茶味にしたい場合は紅茶のティーパック2個分入れます。

その後に薄力粉を粉ふるいでふるいながら入れます。

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全ての材料を入れたら泡だて器で混ぜていきます。

この時、中心を軽く力を入れて混ぜてなじんできたら外側に向けて大きく混ぜていきます。この混ぜ方をするとダマがなくなって生地がいい感じに混ざる気がします。

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3.メレンゲを作る

冷凍庫から卵白のボウルを取り出し(周りが少し凍るくらいで取り出してください)、塩をひとつまみ入れてハンドミキサーで泡立てていきます。

別にハンドミキサーじゃないとできないわけではありませんが、「俺は泡だて器で筋肉も共に鍛えていくZE★」というド変態の方でない限りはハンドミキサーで泡立てた方がいいと思います。安いものなら2000円くらいで買えるし。

 

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まずは低速で(大体低速・中速・高速にボタンが分かれてると思います)卵白をほぐしていき、だんだん高速で泡立てていきます。

 

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卵白って不思議なもので、泡立てていくとこんな感じで白くふんわりと泡立ってきます。大体こんな状態になったら砂糖を半分加えてまた高速で泡立てていきます。

 

大体砂糖が混ざったなあと思ったら残りの砂糖を全部入れて高速で泡立てていきます。

この辺でオーブンを170度で設定して余熱を開始します。(心配ならもう少し早くてもOK)

 

ハンドミキサーの先っぽでメレンゲをすくったときに角がピンと立つようになったら、ハンドミキサーを低速にして約1分間混ぜてキメを整えていきます。

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こんな感じ。

ちなみに本当に泡立ったメレンゲはボウルを逆さにしても落ちてきません。試してみてください。

 

 

 

4.メレンゲと卵黄生地を混ぜる

卵黄生地の方のボウルにメレンゲを泡だて器ひとすくい分くらい加えて泡だて器で混ぜます。この時メレンゲはつぶれても大丈夫なので結構しっかり混ぜてください。

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ムラがなくなるまで混ぜたら泡だて器からゴムベラに持ち替えて、先ほどのメレンゲと混ぜた卵黄生地をメレンゲの入っているボウルに加えます。

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この時ゴムベラで混ぜていくのですがゴムベラでぐるぐる混ぜるのではなく、ボウルの底からすくい上げるように切るように混ぜていきます。

個人的には、ボウルを持っている片手でボウルを回しながら混ぜるといい感じになる気がします。

混ぜることでメレンゲが潰れちゃうんじゃないかと怖くて混ぜる回数が少なくなるとメレンゲが混ざらないし、ちゃんと混ぜなきゃと思って混ぜる回数を多くするとメレンゲが潰れてしまいます。

まず生地にゴムベラを立てて入れて、ゴムベラですくった生地が元の生地の上に来た時に切るように大きく混ぜるといった感じでしょうか。

こちらのサイトの動画が参考になると思いますので、ご覧いただけたらと思います。

https://www.cuoca.com/cooking-faq/007/

 

メレンゲの筋が消えてツヤがある綺麗なクリーム色になったら生地の完成です!(入れたい人はこのタイミングでバニラエッセンスを入れてください)

 

 

 

5.焼く

生地をシフォンケーキの型に流し込みます。ここで焼いたときに生地が型を上りやすくするために型の周りや中央の芯の部分に生地を擦り付けると良いらしいです。

シフォンケーキは空気を含んだ生地を型に固着させることで生地が安定し、水蒸気が熱されることで気泡膜を押し上げて膨らむので、型にくっつかないようにするためのクッキングシートは敷かないし油を型に塗る必要もないです。

クッキングシートを敷いた状態で一回焼いてしまったことがあったのですが、うまく膨らまずに萎んでしまったことがあるのでご注意ください。

 

生地を流し入れたら竹串等で生地をぐるぐるっと(2周ほど)まぜて生地の中の余分な大きい気泡を取り除きます。

そして型を持ち上げて軽く一回トンっと落とします。

 

余熱した170度のオーブンで30分焼いていきます。

焼き時間や温度に関してはそれぞれのご家庭のオーブンの癖があると思うので、もしダメそうだったらいろいろな他のレシピを参考にしていくといいと思います。

オーブンによっては中が3段のものや2段のものがありますが、私が作った時は真ん中の段に入れて焼きました。

この見出しの工程で重要なことは生地を流し入れた後放置せず、準備ができたらできるだけ早くオーブンに入れることと焼いている途中で開けないことです。

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気長に待ちましょう。

 

6.取り出して冷ます

焼きあがったら焼き縮みを防ぐために10㎝くらいの高さから落としてショックを与えます。

シフォンケーキの場合は普通のスポンジケーキと異なり、こんな風にさかさまにして冷まします。

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シフォンケーキは普通のケーキと比べて薄力粉などの粉類が少なく、サラダ油を混ぜて作ります。

そもそも粉類が少ないので、そのままだと焼きあがった時に形を保つことが難しいんです。加えて、生地がとても軽いので自分の体重を支え切れないために冷めた後に生地が潰れないように逆さにして冷まします。

粗熱が取れたら逆さのままビニール袋で包んで完全に冷まします。

(一晩おくとおいしくなるよ)

 

冷めたら型から外して完成です!

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友人の誕生日に焼いたのでこの時はそのまま食べましたが、生クリームを泡立ててつけて食べるとなおおいしいです。

 

難しいところもありますが、結構材料や作り方もシンプルなので作りやすいしアレンジがききやすいのでぜひ皆さん作ってみてくださいね~

 

参考にさせていただいたレシピ

https://cookpad.com/recipe/4710131

 

 

 

 

 

 

 

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デリカシーが1㎜もない岸部露伴「そういえば君、お菓子作るのはいいけど食べすぎてこれ以上太らないようにしろよな。太ると醜くなるぜ」

 

この後帰省から帰った日に体重を計ると2㎏増えてました(ちゃんと減量して体重戻しました)

 

 

 

 

終わり