Wがさあ… オーズがさあ…
どうも、最近転職しました。今回の記事は大体タイトル通りとなっております。
今年で25歳を迎えるのですが、この歳になって仮面ライダーにどハマりしました。正直自分でも意外だな〜と思っています。
実を言いますと、仮面ライダーを含む特撮作品にハマらないだろうと思っていました。やはり内心としては、仮面ライダーは子どもが見るものだと思っているところがあり敬遠してる部分がありました。
そんな私はとあるネットミームがきっかけでオーズから見始めたのですが結論から言いますと、確かに子ども向け作品ではありますが、内容は大人が見ても十分楽しめるものだと気づきました。
私が見た作品を総括してではありますが、仮面ライダーというコンテンツは、設定や脚本が緻密にできており、表現の仕方も作品によって異なるもののライダーの特徴を大切にしててそれらを活かしたものであるなと感じました。
という訳で前置きが長くなりましたが、この記事では私が今年見た仮面ライダー作品の中でお気に入りを3つ挙げ、ストーリー、キャラ、ライダーデザイン等に目を向けて色々と感想をお話したいと思います。
仮面ライダーエグゼイド
まず紹介したいのはこの作品です。正直ライダーデザインは微妙…と思っていたのですが、予想以上に刺さりました。
病院を舞台に研修医である宝条永夢を中心に、未知のウイルスであるバグスターという敵と闘うというストーリーもとても魅力的なのですが、その中でもストーリーの根底にある「ゲーム×医療」というテーマの斬新さに驚き、この作品の面白さだなと感じました。
ゲームと医療というのは一般的にはかけ離れたものだと思います。しかしゲームと命と捉えてみると、一気にストーリーに重みがのしかかってきてより味が出るなと思いました。
ゲームの影響で暴力的な発言や行動に走る子どもの増加が問題になったこともありましたが、そのような背景を踏まえ、作品を作る上で、ゲームを医療と絡め、ライダー達が人命を救うことをバグスターと闘うことを「命を大切にすること」と捉えたのではないかと私は考えています。
実際にバグスターである敵に主人公が命の大切さを説きながら闘うシーンがあるので、考えすぎかもしれませんが子どもたちに命の大切さを伝えようとしていたとは思います。多分。
ライダーデザインも最初は他のライダーにあるようなシュッとした機能美といった感じはなく、ポップな色使いとデザインだったので抵抗はありました。しかし、ゲームの世界で闘うという設定と命という重いテーマを扱う上でこのデザインが良かったのかなと思ったりします。
あとこのレベル1の姿もかわいい。
そして、エグゼイドは何よりもキャラがかなり濃いメンツばかりじゃないかなと思います。他のライダーもみんなキャラ濃いのですが、エグゼイドはその中でも群を抜いてるんじゃないかなと思います。「宝条永夢ゥ!」構文で有名な檀黎斗さんもその中の一人ですね。
その他にも魅力的なライダーやキャラクターが沢山いるので、自分のお気に入りのライダーが見つかるはずです。ちなみに私の推しは九条貴利矢さんという方です。
まだストーリー知らなくてこれから見たいなと思っている方はとりあえず顔だけでも見てください。本当にかっこいいので。というか私のドストライク一直線レベルです。
貴利矢さんは嘘つきキャラで「あれ、ノせられちゃった?」が主な台詞なのですが正直ノせられたいですね。(激寒)
ただ劇場版で女医の彼女ができると聞いて最近血涙を流しています。辛い。
仮面ライダーオーズ
この作品は私が大人になってから初めて見た仮面ライダーです。よく仮面ライダーを初めて見る方におすすめされるこの作品ですが、視聴して本当にその通りだなと思うことができました。
脚本は仮面ライダー龍騎や電王、岸辺露伴は動かないの実写版等で有名な小林靖子さんで、ストーリーもわかりやすく、作品の良さに引き込まれる魅力がありました。
放浪の旅をしており日本に帰ってきたタイミングでひょんなことから仮面ライダーになった青年火野映司と、自分の肉体の復活の為に映司を利用しようとする怪物のアンクの利害関係で動いているのかそこに友情はあるのか…と思いながら見るのがとても楽しい作品でした。
また、この作品のキーワードとして欲望とメダルが挙げられます。
欲望に関しては、アンクをはじめとした上級クラスの怪物「グリード」の生の源であり、映司がた闘っていく「ヤミー」という下級クラスの怪物は人の欲望から生まれるものです。
このヤミーが生まれる過程が一つ一つのストーリーの根幹となっていまして、最初は子供でもわかりやすいような欲望からはじまるのですが、だんだん話が進んでいくと人間の生々しい欲望がヤミーの餌となっていきます。この生々しさがオーズの好きなところかもしれません。
この作品のキーワードとしてメダルもありますが、これは主人公の変身アイテムというのと敵との奪い合いがストーリーの中で度々繰り広げられます。その過程で主人公の側にメダルが集まったと思えば敵にメダルを奪われたりと、決して主人公側が優勢とは限らないところがオーズの良さだと思います。
この2つのキーワードを基盤に繰り広げられるストーリーは一見複雑そうにも見えますが、ちゃんと話の流れやテンポがわかりやすいようになっているので見ていてストレスを感じるということがないのも良いところだと思います。
とにかく火野映司とアンクのタッグが最高なのでぜひ見てください。
仮面ライダーW
今まで見てきた仮面ライダーの中でも一番好きな作品かもしれないですね。
二人で一人の仮面ライダーっていうのがもう好きです。てかフィリップ(緑の方)役の菅田将暉さんがかわいい。そして左翔太郎(黒の方)を演じる桐山漣さんの街を愛していてハードボイルドに憧れているけど心優しい青年キャラが本当に素晴らしいです。
この作品は主人公二人が探偵業をしており、ガイアメモリという物から中心に引き起こされる事件を解決していくという流れで進んでいきます。
2話にかけて1つの事件を解決していくという感じなので次はどうなるんだ…?と続きが気になる作りになっていて非常に見やすいです。
何よりも本当にキャラが良い。特に左翔太郎とフィリップは個人的にも仮面ライダーのキャラの中で大好きな二人です。
ありがとう。本当に。
変身音の「サイクロン!ジョーカー!」もMADの音素材で有名ですし、オタクが一番に触れやすい仮面ライダーかもしれませんね。
あとは続編となる風都探偵という漫画・アニメもありますので、そちらもぜひ。アニメ仕様になってキャラデザに磨きがかかってます。お耽美って感じ。
まつ毛バッサバサでたまりませんねクォレハ
とにかく本当におすすめできる作品ですのでぜひ見てください。狂いますので。
仮面ライダーギーツ(おまけ)
ただ今視聴中なので、刺さったキャラを中心に話します。
ギーツは色んなライダーがFPSみたいなゲームの世界観の中で戦うといった感じなのかな?って感じで今のところ把握しています。
正直、なんでこれリアタイしてなかったんだと過去の自分に怒りを覚えるくらいにはやばいです。
そんなギーツですが、主人公がね、もう本当にすごいんです。
仮面ライダーギーツに変身するのはこの浮世英寿(うきよ えーす)という方なんですが、もうね、私の癖にドストライクなんです。
1話から飄々とした感じで場合によっては他のライダーを騙し翻弄するんですが、その時に
「また化かされちゃった?」
とか言い出すんですよ。
「いやぁ〜 好きですねえ〜」
スキゾーさんが見てて出てきますもんね。本当に。
あと英寿様が狐蕎麦食べてるシーンが好きです。
なんで顔がいい人の食事シーンってあんなにいいんでしょうか。
そしてギーツのライダースーツ良すぎますね。
黒スーツに白い防具を見に纏っているのが細みを生かしながらもゴツゴツ感を出していてとても良きです。
令和ライダーのスマートさ、いいですね。
そして私がギーツで刺さったキャラはもう一人いるのですが、それがこちらになります。
仮面ライダーバッファというライダーで、変身者は吾妻道長(あづま みちなが)というキャラとなっております。
まだ序盤をゆっくり視聴しているところなのでキャラクターは掴めませんが、クールでありながらツンデレ、一匹狼(?)という感じで好きです。
刺さります。
道長くんは2023年の冬から始まっている仮面ライダーの映画を見て初めて知ったのですが、後輩たちにお肉を振る舞う夢とか見てたからお肉大好きなんですね……… かわいいね。
ちょっとお高めの焼肉屋さん行ってたらふく食べてるのが見たいです。顔がいい男と女が欲望のままにたらふく食べて幸せそうな顔してるのが好きなので。
あと絶対根は優しいですよねこの人。
一緒に歩いてたら黙って歩道側歩いてくれるし買い物帰りに黙って荷物持ってくれそう。
ほんでそれを指摘したら「うるせェ」とかぶっきらぼうに言いそうでいいですね。(ガンメンヤバスギ)
そんな感じで今のところはギーツはこの二人が気になっています。
バトルロワイヤルといった龍騎でもあった要素を踏まえながら、FPSという最近の子供が好きそうなゲームを取り入れて新しい世界観が特に魅力的で、これからストーリーを追うのが楽しみです。
あとはこのバックルが欲しいので、もし見かけた方は私までお声がけください。
今年は仮面ライダーにたくさんハマった一年でした。
正直25歳にもなって…と思うところもありますが、今更です。ポケモンからまだ抜け出せてないし……
2024年は新しく決まった仕事をしながら趣味も楽しんで、今以上に痩せて綺麗になれるように頑張ります。こんな私ではありますが、来年も何卒よろしくお願い致します。
それではよいお年をお迎えください。